あのポプラは今・・・
10年前に2回ほど、中国内モンゴル自治区の恩格貝というところに植林ツアーに行きました。
行き帰りに北京観光もついているツアーで、北京から1泊の列車か飛行機で恩格貝に入り、4日間くらい植林活動をするというものでした。
2日間は、1日中沙漠の中でひたすら植林活動。スコップで深さ30cmくらいの穴を掘り、バケツリレーで水を運び、1mくらいに育ったポプラの苗木を植えるという単純作業です。一人当たり50~70本を植えました。
お昼は、数年前に植林したポプラの林の中で、ボンカレーというのが定番でした。
よく育てば数年で見上げるほどの高さになるポプラなので、10年前に私たちが植えた木も、ラッキーならば20メートルを超える大木になっているのではないかと思います。ただし、植林の場所と時期が悪いと全滅ということもあるのです。
20年前に「アフリカの飢餓対策の一環として植林に行きませんか?」というあるNGOの呼びかけに心を動かされ、大学の森林学科に進学しました。乾燥地の緑化をテーマに勉強したり、卒業後は緑化関連の会社で仕事をしたりしていたのですが、結局、私の人生はそういう方向に進みませんでした(今のところ)。
今朝、新聞を読んでいて、『グリムス』というブログパーツがあることを知りました。ブログ上でバーチャルな木を育て、木が大人になると提携しているNGOが実際に植林を行うというしくみだそうです。
うぅぅむ、世の中には頭のいい人がたくさんいるのですねぇ・・・こういうしくみをつくることで地球環境に貢献することもできるのですねぇ・・・
恩格貝の植林活動を率いていた故遠山先生の言葉を思い出しました。
「知恵のある人は知恵を出せ、力のある人は力を出せ、金のある人は金を出せ・・・」
というわけで、知恵も金もない私、『グリムス』を貼ってみました。投稿数に応じて成長するらしいです。せっせと書いて育ててみようと思っています
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