해변의 카프카 제49장
とうとう最終章です。
この最終章は、嵐が過ぎ去ったあとの青空に、乾いた風が吹きぬけて行く、そんな爽やかなイメージの章だと思いました。
森の中から海辺の図書館へ、サーファーの大島さんのお兄さんがカフカ君を連れ帰ってくれます。2人の会話から、カフカ君は将来サダさんのような大人になるのではと、なんとなく思いました。
最終回、それぞれの登場人物が残していった感動的な台詞を載せておきますね。
サダさん
"우리는 서핑을 통해 자연의 힘에 거역하지 말아야 한다는 것을 배우지."
-지 말아야 하다 は、「…しないようにしなければならない」なので、거역하지 말아야 한다 は「逆らわないようにしなければならない」。
「俺たちはサーフィンをすることを通して、自然の力に逆らわないことを覚える。」
"하지만 어쨌든 그럴 땐 바다 밑바닥에서 파도에 시달리며 꼼짝하지 말고 있어야 해. 당황해서 허둥지둥거려 보았자 아무 소용이 없으니까."
-지 말다 の進行形もあるのですね。。。 -말고 있다 「…せずにいる」
「でもとにかく君は海の底で、波にもまれながらじっとしていなくちゃならないんだ。あわててじたばたしたところでなんともならない。」
"하지만 일단 그런 공포를 극복하지 않고서는 제대로 된 서퍼가 될 수 없지. 죽음과 단 둘이 마주 보고, 서로를 알고 그것을 극복해 가는 거야."
제대로 된 … よくできた…、この言葉を聞くとドキッとします。最後の 극복해 가는 거야 の 거야 はたまらなく好きな韓国語の響きの一つ。
「でもそういう恐怖をいったん乗りこえないことには、一人前のサーファーにはなれない。死と二人きりで向いあって、知りあって、それを乗りこえていくんだ。」
大島さん
"우리는 모두 여러 가지 소중한 것을 계속 잃고 있어. 소중한 기회와 가능성, 돌이킬 수 없는 감정."
「僕らはみんな、いろんな大事なものをうしないつづける。大事な機会や可能性や、取りかえしのつかない感情。」
"하지만 우리 머릿속에는, 아마 머릿속일 것이라고 생각하는데, 거런 것을 기억으로 남겨두기 위한 작은 방이 있어. 아마 이 도서관의 서가 같은 방일 거야."
「でも僕らの頭の中には、たぶん頭の中だと思うんだけど、そういうものを記憶としてとどめておくための小さな部屋がある。きっとこの図書館の書架みたいな部屋だろう。」
"언제 그 말을 해줄까 하고 계속 기다리고 있었어."
カフカ君に「ネクタイが素敵だよ」と言われて微笑む大島さんのラストシーン。爽やか!
「いつそれを言ってくれるか、ずっと待っていたんだ。」
さくらさん
"멀리 보면 그것도 나쁘지는 않을 거야."
またまた好きな 거야。特にこれは -ㄹ 거야 になっているのですごく好き。
「長い目で見れば、それもきっと悪くないことだよ。」
"나랑 얘기하고 싶거든 언제든 이리로 전화해도 좋아."
싶거든 언제든 のリズムがいいですよねぇ。
「もし私と話しらくなったら、いつでもここに電話をしていいよ。」
佐伯さん(回想)
"다무라 군, 오래도록 나를 기억해 주면 좋겠어."
「あなたに私のことを覚えていてほしいの。」
"다무라 군만 나를 기억해 준다면, 다른 모든 사람이 다 나를 잊어도 괜찮아."
韓国語の中でこの 다 という一音がつくり出すリズムがすごくいい感じだといつも思います。
「あなたさえ覚えていてくれたら、ほかのすべでの人に忘れられてもかまわない。」
カフカ少年とカラスと呼ばれる少年
나는 옳은 일을 한 것일까? "너는 옳은 일을 한 거야."
僕は正しいことをしたんだろうか? 「君は正しいことをしたんだ」
"하지만 나는 아직도 산다는 것의 의미를 모르겠어"
「でも僕にはまだ生きるということの意味がわからないんだ」
"잠을 자고 다시 눈을 떴을 때, 너는 새로운 세계의 일부가 되어 있을 거야."
「目が覚めたとき、君は新しい世界の一部になっている」
最後のこの言葉、無条件カッコいいですよね。カフカ少年と一緒に、読んでいる私たちもどこか新しい世界へ導かれていくような気がします。不思議な体験をして、ほんものの世界に戻ってきたという感じ。以前よりタフになって。
昨年5月から始めた『해변의 카프카 』の輪読もこの章で終わりです。1年半、よく続けてこられましたよね、私たち!
この1年半の間、カフカ君やナカタさんの行動を見守りながら、私の実生活でも本当にいろいろなことが起こりました。祖母が亡くなったり、無謀な水泳大会に出たり。。。カフカ君とは比べものにならないけど、私もずいぶんタフになったような気がしています。
目が覚めたら、新しい世界の一部になっている。
毎日がそんな大変な体験の連続では困りますけど、気がついたら新しい世界にいたというような、何かしら進歩のある日々を送りたいものだと思います。
みなさ~ん、『해변의 카프카』 上下巻それぞれ462ページ読破です 数年前には考えられなかったことですよね。韓国語の本を読むなんてことは
でもやり遂げましたね
우리 해냈어요
名残惜しいですけれど カフカの会はこれにて끝。
みなさん、ありがとうございました。また、次のナニカの会でお会いしましょう ^o^/
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