7月8日からNHKBSで放送開始の『공주의 남자 王女の男』のOSTを聴いています。
ペク・チヨンの曲が聴きたくて買ったのですが、9曲も歌が入っていて、しかもどれもいい
中でも心がぎゅーっとなったのが、이영현(イ・ヨンヒョン)の안녕 내사랑(アンニョン、ネサラン)です。
タイトルのとおり、恋人を送る歌。안녕 내사랑という簡単だけど切ない言葉がくり返されて、だんだん心の叫びみたいになっていくの。
一緒に歌おうと思っても涙声になっちゃうから歌えないけど、イ・ヨンヒョンの絶唱が恋に終止符を打ってくれるような、いろいろな思い出が歌声に乗って消えていくような歌でした。だから、最強失恋ソング。
안녕 내사랑 안녕 내사랑 기억해줘 기억해줘 너랑 나랑 서로 사랑했음을
さよなら私の恋、さよなら愛する人、覚えていてね、あなたと私が愛しあっていたことを
日本語にするとつまらないけれど、韓国語で聴くと本当に切なくなります
안녕 내사랑 안녕 내사랑 행복해줘 행복해줘 안녕 안녕 잘가라 내 사랑아
さよなら私の恋、さよなら愛する人、しあわせになってね、さよなら。。。
잘가라は何て訳したらぴったりかな?としばらく考えました。私の頭の中には、ちょっと前に잘가라と見送った人がいて、そのシーンが浮かぶのですが、日本語ではなんと表現したらいいんだろうと。
元気でいてね、でもないし、気持ちとしては、ふり向かないでまっすぐに行って、という感じなのですが、訳語としては長すぎる。
そして、そう言いながらも本心は、戻ってきて、ふり向いて、と言っているような気もする。
結局、いろいろ考えすぎて、日本人なら言葉を呑んでしまうのかなと思いました。
OSTを聴いただけでも涙が出ちゃうので、ドラマはもっとすごいのでは!と期待しています。
主役のパク・シフは時代劇にぴったり
ムン・チェウォンは『風の絵師』の「화공(ふぁごん)」とささやく声がちょーステキだったキーセン役のあの女優ですよね。
3日からの『冬ソナ』、8日からの『王女の男』、切ない韓国ドラマにどっぷりはまる7月になりそうです。
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