本が来た~

先週の火曜日に教保文庫に注文した本が来ました。早いですね!段ボール箱を開けると、ソウルのにおい~

Book1 ポジャギや刺繍の本を何冊か買いました。いろいろなアイデアが詰まっていて、写真もきれいで、自分の中の作りたいという気持ちが刺激されます。仲間にも見せよう!

Book2 今回のメインは、左下のマンガ『은밀하게 위대하게 隠密に偉大に』2巻。その他、戸田郁子さんの書評に載っていた本と、朝の手紙のコ・ドウォン先生の本も一緒に。

読んでない本がいっぱいあるのに、またこんなに増やしてしまいました。。。

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読書中"뿌리 깊은 나무"

ジャ~ン、また本を買ってしまいました。

Ppuna 뿌리 깊은 나무 根の深い木

日本語に翻訳された『景福宮の秘密コード』を読んでいたら、やっぱり原作を読みたくなってきたのです。

冒頭の一文・・・

"진실은 어둠 속에 있다."

これを読んだとき、ビビッときました。う~ん、やっぱり韓国語の響きはいい~

今年も韓国語への恋がさめていないことを感じました。

朝はコ・ドウォンの「朝の手紙」を書き写して音読して、昼間は韓ドラを見て、車の運転中はオッパの歌を聞いて、夜は「楽器たちの図書館」を訳して、寝る前にハングルで書かれた本を読みます。

こうして一日中、韓国語に触れていると心が落ち着きます。

といっても、外で仕事もしているわけで、それなりに大変だから疲れたり、つい一昨日は職場で、目を疑うようなひどい大人の醜態を見たりして、いろいろあるなぁと感じたばかりでした。

でも、そんな日にも、寝る前に韓国語の本を読むと、夢のような世界に入っていけるのです。

ハングルは魔法ですね、やっぱり。

それで、この本では、そのハングルの誕生がもっとミステリアスに、もっとドラマチックに描かれています。野間先生の「ハングルの誕生」というアカデミックな本も読みながら、一方ではファンタスティックなハングルの誕生もいいかなぁと。

チャン・ヒョクさま主演のドラマも早く見たいですね

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久しぶりに本を買う

この間のスピーチ大会で図書券をもらったので、久しぶりに本を買いました。『景福宮の秘密コード』

景福宮の秘密コード 上---ハングルに秘められた世宗大王の誓い 「ハングル創製めぐる謎に迫る」という書評のタイトルを見て、セジョン大王ファンとしては、読まなきゃ!という直感で注文しました。

昨夜から読み始めたばかりですが、いきなり殺人事件です。

集賢殿(チッピョンジョン)とか刑曹判事(ピョンジョパンサ)とか、ドラマで聞きなれた言葉が漢字で出てくるとちょっと読みにくくて、先に原作を読めばよかったかなと思ったりしました。

著者はイ・ジョンミョン氏。『風の絵師』も書かれた作家ですね。

夕方から急に冷え込んできたので、夜更かしはやめて早めに床につき、ぬくぬくの布団の中でこの本を少しずつ読もうと思っています。

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『ノルウェイの森』読みました

『ノルウェイの森』が映画化されたという話を聞いて、20年ぶりに『ノルウェイの森』を読みました。20年前に買った本は捨てちゃったので、新しく文庫本を買いました。

まだ20代半ばで読んだとき、ぱらぱらっと読んだという印象しかなくて、村上春樹ってそんな作家なんだと思っただけでした。2年前に、その時の印象とエルサレム賞が結びつかないという話をしていたら、nikkaさんと『海辺のカフカ』の韓国版を読もうということになって「カフカの会」ができ、カフカが終わったら今度は「ぽにょっ会」ということになりました。

そんな縁のある小説なのですが、20年ぶりに読んで、内容を全然覚えていないことに驚くとともに、こんな生々しい恋愛小説だったんだということにも驚きました。

今回もぱらぱらと読めるという感じは同じでしたが、私もいくつかの恋愛を経験したので、あの頃よりは登場人物の気持ちがわかるようになったかな? そんな気がしました。でも、『カフカ』の方が断然好きだな。

映画見るかどうか。。。もう見たという韓国語仲間のソナ氏は、台詞が原作そのままの感じがしてよかったと言ってました。安い日に見に行けたら行こうかな。。。

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読書中『「韓流」と「日流」』

今日こそは、週に一度だけ行く高校の近くにある図書館に行ってみようと、早々と支度をして出かけるつもりだったのですが、念のためにとネットで調べたら、なんと一昨日から1ヶ月間工事のため休館ですって!何という間の悪さ。。。出鼻をくじかれた感じです。それで、ブログを書く時間ができました。

でも、一応調べてみてよかった。。。というか、せめて昨日の夜に調べておけばよかったのにね。万事こんな感じ

読書の秋だし、韓国語の本があるという話を聞いて行ってみようと思ったのです。カフカが終わってしまってから韓国語の本を読んでいないもので。

それで今、就寝前に少しずつ読んでいる本が、クォン・ヨンソク著『「韓流」と「日流」』です。新聞に小倉紀蔵先生が推薦の書評を書かれていたので、即購入しました。

「韓流」と「日流」〜文化から読み解く日韓新時代 (NHKブックス) Book 「韓流」と「日流」〜文化から読み解く日韓新時代 (NHKブックス)

著者:クォン・ヨンソク
販売元:日本放送出版協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まだ途中までしか読んでいないのですが、「あっ、私のことが書いてある」と思うところが随所に出てきます。韓流に巻き込まれたすべての人が、きっと同じように感じるのではないでしょうか。

私の場合、2001年から始まった韓国熱がずっと覚めない理由、それまで特別無関心だった韓国に異常なまでに魅かれていく理由、韓国語を聞くと気持ちいいとさえ感じる理由、なぜ韓国がこれほど私の人生に関わってくるのかという理由・・・それをずっと知りたいと思っていました。

この本を読んでいて、その理由が少しずつわかってきたような気がしています。

著者はソウル生まれ、小学生の時に来日された韓国人です。私よりちょっと若く、写真を見る限りカッコイイ男性です。

全部読んだらまた感想を載せますね。

さて、出勤 

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読書中“어린왕자”

高校1年生を対象にした第2外国語のガイダンスで、フランス語、スペイン語、中国語の先生と一緒に『星の王子様』を4ヶ国語で紹介することになりました。

原作はフランス語ですよね。題名は'Le Petit Prince'

スペイン語では'El Principito'、中国語では'小王子'、そして韓国語では'어린왕자'となっています。どれも小さな(幼い)王子という意味です。英語では'Little Prince'ですね。

こう比べてみると、邦題の『星の王子様』は、なんてロマンチックな名前なんでしょう

違う星から来た王子様、つまり異星人という設定と、慣れ親しんだイラストのせいか、これまではなんだかほわーっとした王子様像を描きながら読んでいました。

ところが、韓国語訳の本を読んでみると、ちょっと様子が違うような・・・私だけがそう感じるのかもしれませんが・・・

"부탁이야...양 한 마리만 그려 줘..."

"싫어! 이 양은 벌써 병들었는걸, 다른 걸로 하나 그려 줘."

これが王子様の台詞なんですが、声を出して読んでいると、頭の中に、韓国ドラマの第1話によく出てくるような田舎の小学生の男の子が浮かんでしまうのです。とても、違う星からやって来た王子様とは思えなくて・・・すり込まれたイメージのせいなのでしょうが。

この本のステキなイラストの王子様と、文字から連想する王子様も全然一致しなくて・・・

高1生の前で、それぞれの先生が4ヶ国語で朗読する予定なのですが、その朗読を聞いて、韓国語を選択してくれる生徒が何人になるか、とても不安です

原作者サン・テグジュペリは、ハングルでは생텍쥐페리です。

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日本史入門

先々週、中学の同窓会があり、その席で同級生の男子が、「日本史の話をすると若い女の子に受けるぞー」と発言。

カッコよかった彼も、あの手この手を使わないと女の子に受けない歳になったのだなぁ、と一抹の寂しさを感じました。同級生ですから、確実に私も同じ年なわけで・・・

その彼が紹介してくれたのが、井沢元彦の歴史本。他の男子も読んだことがあると言っていたので、男性の間では人気の本らしいです。

通訳ガイド試験で日本史大惨敗した直後だったので、読んでみる価値がありそうと思い、翌日、本屋の歴史コーナーで1冊買いました。

井沢式「日本史入門」講座 「怨霊鎮魂の日本史」の巻 1500円

日本史の流れは、怨霊鎮魂というキーワードを通せば明らかに見えてくるという著者の主張に沿って、大和政権から江戸時代までの事件がいくつか取り上げられています。

幽霊は見たこともないし信じない方ですが、この本を読んでみて、自分の中にも自然に「怨霊信仰」があることに気づきました。不幸な死に方をした人は怨霊になるという。

様々な事件で失脚した人々が怨霊になって害を及ぼすのではないかと恐れた為政者たちが、それぞれ鎮魂のための政治を行ってきたという話を読んでいると、教科書の中で単なる活字として登場、ただ暗記の対象だった人物達が、立体的な像になって目の前に浮かび上がってくるような感じを覚えました。

歴史に名を残した偉人達も一人の人間で、追い落とした人間の恨みを恐れていたのだなぁ・・・というのが新しい発見でした。

同窓会で会ったその男子は、この本に書かれたエピソードをほとんど暗記して、若い女の子に話をしているようでした。
「○○さん、すごいー」って言われるそうです

私はこんな話を若い男の子にしようとは思いませんが・・・歴史の勉強の一助になりそうなので、ガイド試験のために日本史を勉強している方には、気分転換もかねておすすめしようと思います。

井沢式「日本史入門」講座 4 「怨霊鎮魂の日本史」の巻 (4)

著者:井沢 元彦

井沢式「日本史入門」講座 4 「怨霊鎮魂の日本史」の巻 (4)

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読書中“사람을 찾아, 먼 길을 떠났다”

한수산 씨 수필 '사람을 찾아, 먼 길을 떠났다' 를 읽고 있습니다.

装丁がきれいなので買って本ですが、おまけに↑のポストカードもついていました

日本にも住んだことがあるという小説家、韓水山氏の随筆で、恩師のこと、太宰治のことなどが書かれています。

中でも驚いたのが、薩摩焼の陶工を訪ねての随筆でした。

1598年、壬辰倭乱(秀吉の朝鮮出兵、文禄・慶長の役)により南原城が陥落し、捕虜となって鹿児島に連れてこられた陶工が薩摩焼の創始者なのだそうです。当時の薩摩藩主島津義弘が、刺繍匠、金工、石工、木工などの職人を連れてくるようにという秀吉に命を受けた、いわゆる「人間狩り」だったと書かれています。

半島から異国の地に連れてこられた陶工は、苦心して「薩摩焼」をつくりあげ、400年に渡りその技術を継承しているそうです。火だけは半島から持ってこられなかったと、「火ばかり」という名の作品があるという件を読み、当時の陶工たちの思いに涙が出ました。

これまで陶芸に興味がなかったせいか、どんな人たちによって陶磁器がつくられているのかなどに思いを巡らしたこともなく、ただ漠然と中国や朝鮮半島の影響を受けて日本の陶芸が発達した、程度の知識しかありませんでした。陶工の名前も○○衛門などのように日本名であったため、まさか改名させられたとは想像だにしませんでした。

朝鮮半島の歴史に関する知識、日本との関わりについての知識が本当に欠落していることを、韓国語の学習を通じて思い知るこの頃です。

あえて、そのことに触れないように過ごしてきた面が正直ありますが、遅まきながら、お隣の国の歴史や文化について勉強しなければと思い知らされた1冊の本でした。

推敲に推敲を重ねるという韓水山氏の文章は、難しい漢字語もあってひっかかりますが流れるような文体だと感じます。つぎは小説にも挑戦しようかと思っているところです。

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読書中"내 이름은 김삼순"

지수현 지음 "내 이름은 김삼순"

ハーちゃんオンニが読んでいると聞いて、私も先日ソウルで買って来ました。

今半分くらい読み終わったところ。お話でいうと、主人公のキム・サムスンと偽の恋人チャン・ドヨンが付き合い始めてから100日目のイベントをしたところです。

原作はドラマと違っているところが少しあって、たとえばヒョンビンが演じる男性の名前がヒョン・ジノンではなくチャン・ドヨンで、半分縁なしの眼鏡반 무테 안경をかけたいかす근사한やつで、3人兄弟の次男です。キム・サムスンのお父さんが精米所방앗간を経営しているのは同じですが、生きています。甥っ子も登場したりして大家族です。

ドラマを見ながら本を読んでいると、混乱してきました~@o@

今、韓国語の本を読むときは、わからない単語があっても流して、とにかく早く読もう!と決めていますが、どうしても気になる単語だけは辞書を引いて意味を調べます。せっかく調べた単語は、きちんと単語帳に記入!これは大事です。

今までに調べた単語・・・

방패막이 ごまかし

치를 떨다, 이를 갈다 歯ぎしりする

엉터리 でたらめ

멍청이 まぬけ

気になる言葉は・・・どうして悪い意味の言葉ばかりなのでしょう^^;

↓私が買ったのとは表紙のデザインが違いますが、中身は同じみたいです。

韓国小説 私の名前はキム・サムスン 小説 韓国小説 私の名前はキム・サムスン 小説
販売元:韓流ショップ
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関連グッズを見ていたら・・・これもほしくなってきました^^

<私の名前はキム・サムスン> 吸着人形

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