信州デート・・・哀愁でいとという曲がありましたね。
今日は里親仲間と伊那谷デートしました。ひとりは浅間山のふもとから、もうひとりは木曽谷から峠を越えて遊びに来てくれました。
イタリアンのお店で、タコと白いんげんのパスタを食べた後、養命酒駒ケ根工場のカフェでお茶しました。
里親仲間のお姉さま2人は、『DAYS JAPAN』を定期購読しているというつわもの。食事中の会話も原発の話でした。
それから、南アルプスを貫通して建設するというリニアの話になりました。あんなに大変な震災を経験しても、なぜ中止しないのか!伊那谷や木曽谷なんてただの通過点に過ぎないのに、なぜ活性化などという夢を見ているのか!莫大な建設費を震災復興に回せばいいのに。。。
私もリニアは反対です。東京と名古屋の利便性のために、伊那谷の自然が破壊されるのは嫌。しかも、1年間に4mmずつ隆起しているという南アルプスの山の中に長大なトンネルを掘るのだそうです。事故は起こらないだろうか、水脈が変化しないだろうか・・・不安要素はいっぱいあるはずなのですが。
そうまでして東京から名古屋へ速く行かなければならない理由は何なのでしょう?
村上春樹さんが9日、カタルーニャ国際賞のスピーチで次のように語っていました。
我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう?
理由は簡単です。「効率」です。
原発や核についての話の中で出てきた言葉ですが、戦後日本の発展の方向性全般に言えることであり、今私たちが見直さなければならない視点だと思うのです。
一握りの人の効率のために、伊那谷の自然を壊さないでくださいね。一度ここに来てくれれば、その大切さがわかると思います。
3人でいろんなことを語り合った1日でした。
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