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2016年8月

ポジャギ93

展示会の販売用にモシのバッグを作りました。



A面、B面、違うデザインにしました。



①茜とヤシャブシ。



②藍の濃淡。



③藍と栗、エンジュなどの重ね染め。角の当て布はチェジュの柿染めです。

①はお嫁に行き、②は私が使うことにしました。③は家で待機中〜

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12回目のソウル・3・

3日目の朝は頭痛。ハチミツ水だけ飲んで、朝食抜きで出発しました。

仁寺洞の両替所に寄ってから安国駅まで歩き、地下鉄3号線に乗りました。行く先は7号線の鶴洞駅。目的は刺繍博物館です。



ここを訪れるのは12年ぶり。博物館の入口に鍵がかかっているのは、あの時と同じ。ただ、今回は建物の1階に管理人のおじさんもいなくて…さあ、どうしよう⁈

結局、電話が通じて、管理人のおじさんに鍵を開けてもらうことができ、無事に展示を見ることができました。

刺繍博物館なので、前回は刺繍の作品が多かったのですが、今回はすべてポジャギ! いろいろな種類や縫い方のチョガッポがあり、とても勉強になりました。

ポジャギは本来実用品なのだから、作り方に決まりはないはず。ステキなデザインを目指しつつも、誰かのために作るという気持ちがこもっているかどうかが作品に現れて、温かみが生まれるような気がしました。自分が目指したいのは、そういうものだと再確認。

一通り見学してから、管理人のおじさんと話をしました。12年前に初めて一人で訪れて、おじさんがすすめてくれた10万ウォンの本を買ったこと、などなど。

なんとなく覚えていると言ってくれたおじさんの言葉もうれしかったし、12年の間の韓国にまつわるいろいろな出来事が一気に頭に浮かんで来たりして、なぜか目頭があつく熱くなりました。

정말 반가웠어요. 아저씨도 건강하세요!

ポジャギとアジョッシに再会できてよかったと、満足して刺繍博物館を後にしました。

さて、次の目的地は踏十里の骨董店街です。地下鉄7号線と5号線を乗り継いで行きます。途中で漢江を渡りました。

骨董店街は初めて。でも、実は10年くらい前にこの駅のすぐ近くにあったシティホテルに泊まったことがありました。当時はまったく骨董に興味がなく、この骨董店街の前を素通りしたことだけ覚えています。

そうそう、シティホテルはなくなっていました。

今回は、あるミッションがあって訪れました。安曇野の李朝家具ギャラリーのオーナーNさんのお姉さんに会うためです。

弟から送られてきた写真で顔はなんとかわかるものの、会ったこともない、氏素性も知らない中年女が日本からやって来るらしいがどうしたものかと、お姉さんはやきもきしていたそうです。

それが、私が弟さんと同い年でチングであり、韓国語が通じるとわかった途端に、お姉さんは満面の笑みを浮かべ、お昼を食べに行こう!と、近くのプルコギ屋に案内してくれました。



ごちそうになったプルコギ。カルメギサルの話などもして、あっという間に打ち解けました。やっぱり韓国語の威力はすごい。

あっ、別に自慢ではないですよ
私の韓国語といえば、もうすっかり会話の練習をしていないので、話し出しても、ぴったりな言葉が出てこなかったり、動詞の活用ができないせいで語尾が尻つぼみにあるというお恥ずかしいレベル。

ただ、会話というのは、聞くことも大事でしょう。相手の言っていることがわかって、相づちが打てて、時々質問ができれば、相手は私が理解してると思ってどんどん話してくれるんです。話好きの韓国人とは、これで十分に会話成立です。

祖国を離れて日本で暮らしている弟のことを心配して、時々涙しながら話をするお姉さん。よくドラマで見る韓国人の家族愛って本当なんだなと思いました。そして、お姉さんや家族にとって、Nさんは大切な弟であり息子であること。

次に来る時は、出前のチャジャンミョンをごちそうしてもらう約束をして踏十里の駅に向いました。お昼に降り始めた雨が本降りになっていました。

踏十里駅からは地下鉄9号線に乗り、光化門駅で降り、雨の中をホテルまで歩きました。

夕方から、また仁寺洞にくり出し、Mさんは本格的にお土産購入を開始し、コスメの店やクルタルの屋台。私は初めて韓紙を買いました。展示会の雰囲気作りに使おうかと。

仁寺洞に来たら伝統茶! 新しい店に入ろうかと考えましたが、いつも行くタルセヌンタルマンセンガッカンダに。





この後、仁寺洞キルを南に歩いて行き、鐘路を渡ってすぐ右にある中古本屋に行きました。前日、刺繍店の店員さんが教えてくれたお店です。おすすめどおり「太陽を抱く月」を買いました。ただし上巻だけ。本は重いので…



3日目の夜。身体の疲労はピークに達しています。でも、最後の夜。酒呑みの友達と一緒の時は、夜中まで飲み歩くのが普通ですが、今回は女子二人旅。最後の夜はおとなしく、屋台でおでんとホットクを買い、コンビニでマッコリを買い、ホテルの部屋で済ませました。

でも、屋台のおじさんとの会話はなかなか印象的でした。おでんをよそってくれた短い時間の会話なのに、貿易会社をリタイアした後に屋台を始めたというおじさんの半生が見えたような気がしました。

そう、今回の旅は、よく韓国語で話したな…12年前に初めて一人で旅した時のように。

ソウルは発展してオシャレになって、私は若さを失いつつあり、韓国と私の関係は12年前のような恋愛関係ではなくなっていることを感じました。でもそれは、倦怠期のようなものではないな。成熟かな?

そして、韓国はやっぱり私にとって魔法です❤️

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