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鍋島に出会う

お盆休みはどこも込んでるからと家でじっとしていたのですが、最終日の昨日はさすがにどこか行こうかということになり、夫と2人で諏訪の美術館に行ってきました。

九州の古陶磁器の収集家である田中丸善八氏の田中丸コレクションの展示でした。

最近、通訳ガイド試験のために日本文化史を勉強していて、絵巻物だとか屏風だとか仏像だとか、写真で見るだけなく本物を見たいなと思うようになったのです。それで、「柿右衛門」と書かれた展示案内に食指が伸びたというわけです。

九州各地の古い窯元、伊万里、有田、鍋島、唐津、薩摩・・・などなど、どれもが秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)のときに朝鮮から連れてこられた陶工が起源となっているという事実に、今更ながら驚きました。

コレクションを見てるうちに、今まで有田だから唐津だか何も分からず一緒くたになっていた焼き物たちが、それぞれの個性に分類されていきました。百聞は一見に如かず、とはこういうことなのだなぁと。

中でも特に気に入ったのが、鍋島でした。鍋島藩の藩窯で焼かれたという、精巧で色彩の鮮やかな磁器でした。藍色とエメラルドグリーンのような緑が印象的でした。

17世紀につくられたという磁器。400年も前のものとは信じがたいと思うと同時に、当時の陶工たちが絵筆の先に神経を集中させて描いている情景が浮かんできたりもしました。

40数年生きてきて、知らないことがあまりにも多いことを痛感した日でもありました。通訳ガイドの試験勉強から日本再発見sign01です。

clip「窯」は韓国語でも가마(かま)なのですが、この読みは半島から伝わったものなのでしょうか?

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コメント

試験まで2週間足らずですか。良い緊張感があるでしょうねぇ。
「文禄・慶長の役」で思い出したのですが、人質にして連れて来られたのは職人だけではないんですね。家康によって島流しに遭い神津島で亡くなった「おたあ・ジュリア」もそういう風に連れて来られたそうですね。無知なもので知りませんでした(^^;)。
一体、何人連れて来たのでしょう?

投稿: ハーちゃん | 2009年8月17日 (月) 14時42分

おんに、緊張感・・・保たないと。。。
ちょっと気が緩んでいます。なんとなく合格圏内に達したかも?!と思ってcoldsweats02
ここで油断すると危ないですよね。あと10日余り気を引き締めて頑張ります。
「おたあ・ジュリア」
一度くらい名前は聞いたことがありましたが、よく知りませんでした。数奇な生涯だったのですね。
歴史を学ぶにつれ、なんと人間は争いの好きな動物なのかと思わざるを得ません。

投稿: テラ | 2009年8月18日 (火) 17時20分

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