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우행시・・・私たちの幸せな時間

昨日は松本まで映画を見に行ってきました。7月に東京で公開された「私たちの幸せな時間(우리들의 행복한 시간)」です。10月になってやっと信州にもやって来ました。地域格差^^;

平日の夕方なので、映画館はがら~ん。観客は3人。

殺人現場の血の海に立ち尽くすユンス(カン・ドンウォン 강동원)・・・
という衝撃的なシーンから始まりました。

原作ではユンスが語る「ブルーノート」から始まるので、もっと静かな雰囲気。
そして、自殺未遂をくり返す主人公の女性ユジョンが一人称として書かれた部分と、「ブルーノート」が交互に出てくるのがこの原作の特徴で、謎解きのように2人の背景が明かされていきます。

原作を韓国語でゆっくり読んだせいか(辞書を引きながらなのでゆっくりしか読めない^^;)、映画での展開の速いこと!
主人公ユジョン(イ・ナヨン 이나영)と死刑囚ユンスとの面会があっと言う間に始まりました。

原作では、ユジョンとそのおばであるモニカシスターとのやりとりが相当あって、モニカシスターが初めから終わりまでずっと出ていて、存在感もあり、陰の主役的なイメージがあったのですが、映画ではモニカシスターの登場が少なかったのが意外でした。

話は刑務所でのユジョンとユンスの面会を中心に展開し、2人の会話を通して2人の過去があぶりだされ、「人を赦す」というテーマが浮かび上がってきます。

最後はユンスの絞首刑のシーン。これも衝撃的でした。

死刑に処せられる直前に、ユンスが謝罪と感謝と愛を告白する。ユジョンもその現場に立ち会う。
原作にはたぶんなかったシーンです。

映画ではユンスの生い立ちがあっさりと紹介されるために、ユンスにどれだけ同情できるか?と思いました。原作を読んで、ユンスの過去をより詳しく知っているために、ユンスがかわいそうでかわいそうで・・・殺人犯だとしても・・・それに、ユンス役のカン・ドンウォンが美形すぎるせいで切ない。

ユンスが釜山なまり?(南の方?)なのも意外でした。
原作を読んだときは、標準語で話していたような気がして・・・。
日本でいえば、死刑囚が関西人。ユンス関西人やったんやぁ、という感じ。標準語の台詞と関西弁の台詞では印象が違いますよね。私は関東人だからそう思うのかもしれませんが・・・。

この映画は、原作では行間でそれぞれの読者が読み取る部分を、台詞にしてわかりやすく、さらに映像化したものだと思いました。
「私たちの幸せな時間」とは・・・という答えも、映画ではばっちり表されていました。

映画館を出ると、外はすっかり暗くなっていました。気温はたぶん10度以下。
寒い刑務所の部屋、ユンスの弟が冷たくなった地下道、雨降りのシーン、刑務所に積もる雪のシーン・・・が続いているように感じました。

700円で買ったパンフレットの最後に、カン・ドンウォンのミニポスターがついていました。
長髪のカン・ドンウォンは・・・正直かっこいい☆陰のある感じが独特。
おまけにポストカードももらいました。
短髪のカン・ドンウォンも・・・眼光と鼻筋がとってもいい☆

ファンになりました^^ これから注目です!
次は『M』 25日から韓国で公開。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

テラさんもご覧になったんですね!!1年分くらいなきませんでした?
愚問ですが、映画と原作どっちがよかったですか?私は半分も分からなかったけど原作です。(一応先日全部読み終えました^^)とはいえ、映画を見なかったらまだ読み終えてないかも・・・なので大きなことは言えませんが。
原作のラスト、ヒロインは「影の主役」モニカおばさんをお母さんと呼ぶことで、母を許しきれない心の居場所を作ったんでしょうかね?許すって結局心か一番安らぐ場所を探すってことなんですかね・・・もう少し韓国語が上手になったらまた読んでみたいです^^

投稿: あさひ | 2007年10月30日 (火) 12時45分

あさひさん、こんにちは^^

見られないか・・・とあきらめかけていたら、2週間限定で上映。見られました!
泣きましたねぇ・・・でも、原作を読んだときのほうが泣きました。
映画ではカン・ドンウォンが主役という感じじゃなかったですか?彼の魅力が際立っていて、それでかわいそうになりました。
原作は、ユジョンとモニカコモの話が中心でしたよね。2人をとりまく周辺の人々との心情が細かく描かれていたように思います(だいぶ記憶が薄れています。というか韓国語での理解が不十分?)。
原作を読んでいるときは、なかなか前に進まないので、これからどうなるの?どうなるの?という楽しみがあったのですが、映画はあっという間の2時間でした。
原作はもちろんよかったし、映画もそれなりにまとまっていてよかったです。松葉さんが、原作と映画は違う作品と言っていましたが、私も同感。
でも、なによりも、あさひさんに原作を教えてもらって、映画を見る前に、原作を知っていたことがよかったかなぁ・・・感謝です。

「赦し」で思い出しましたが、被害者の母親とユンスが対面する場面があったじゃないですか。「人を赦すことは、それほど簡単なことでは・・・」というモニカシスターの台詞が印象に残りました。

私ももう1度読んでみたいと思っています。読むたびに理解できることがあるような気がします^^

投稿: テラ | 2007年10月30日 (火) 16時18分

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