« センター試験 | トップページ | キルトフェスティバルでの出来事【後半】 »

キルトフェスティバルでの出来事【前半】

昨日、東京国際キルトフェスティバルに行ってきました。
今年の最大のお目当ては、刺繍作家でポジャギの第一人者である金賢姫先生の作品!

金先生からサインをもらったというあさひさんの記事を読んで、ちょっと重たいけど、金先生のポジャギの本を1冊持って、高速バスに乗りました。

バスの中では、金先生とお会いできたときのシミュレーション。
안녕하심니까. 반갑습니다. 선생님의 작픔은 아름다워서 감동을 받았습나다...
東京へ向かっているはずなのに、ソウルへ行くような緊張感でした。

会場の東京ドームはすでにおばちゃんで満杯。
金先生の展示コーナーにもすごい人。

金先生の作品は写真でしか見たことがなく、実物を見るのはこの日が初めてでした。

いきなり、色鮮やかな수보(スボ、刺繍が入ったポジャギ)に体が引き寄せられました。
赤や青の地に、細い色とりどりの糸で、丹精に丹精に刺された逸品です。

反対側には、生成りのオクサ(薄絹)やモシ(麻)で作られた涼やかな大作がゆらゆらと揺れています。
その生地と生地をつないだ糸の目のきれいなこと!

息を呑んで、しばらくその場に立ち尽くしていました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

展示コーナーの奥の方へ入っていくと、黒山の人だかり。
金先生です。赤い絹に黄土色の絹糸で刺繍をしていらっしゃいました。

先の鋭い細い針が、ぴんと張った絹の上からすっと差し込まれ、次の瞬間に下からすっと上がってくる。
先生は静かに静かに、永遠にでもその一定のリズムで刺繍を続けることがおできになるのではないか、と思いました。

その人だかりの中に、同じポジャギ教室に通うオンニを発見。最前列に陣取って、身を乗り出して、金先生の刺繍の実演を見ていました。
オンニに近づいていくと、なんと、オンニはすでにサインももらって、一緒に写真もとってもらっちゃった!とニコニコ顔。

朝寝坊の私は完全に出遅れです。
こんなに人がいっぱいいたら、サインなんてもらえないよね・・・

辺りを見回すと、スタッフの方が一人。
「あの~、金先生はいつまで実演されていらっしゃるんでしょうか。実は~ちょっとサインがほしいんですけど・・・」

そのスタッフの方、人ごみをかき分けて金先生に頼んでくれました。
先生は刺繍の手を休め、本にサインをしてくださって、ニコッ!

우아, 고맙습니다!と叫んでしまいました。

それから、オンニと一緒にそのスタッフの方から金先生の作品についていろいろ話を伺いました。そして、入口近くに展示されていたオクサ(薄絹)ののれんに話がおよびました。

オクサを縦にはいだもので、縦に等間隔で折り重ねはぎされ、生成りのオクサに墨色のような糸目がストライプ模様になって見えます。
透け感が、夏の窓辺にぴったりな大作です。

こういう素朴なのれんだったら日本の家にもよく合うし、作り方も難しくないですよ・・・
スタッフの方のお話を真に受けて、ついその気になってしまった私達、
「これ、作ってみようよ」と、すぐさま韓国の布を売っているコーナーに走りました。

架橋で生成りのオクサ10m買いました。

 後半へつづく・・・

|

« センター試験 | トップページ | キルトフェスティバルでの出来事【後半】 »

「ポジャギ」カテゴリの記事

コメント

東京にいらしてたんですね。
きのうの夜、韓国語の教室で、先生からポジャギの話が出てきました。即テラさんのことが思い浮かびましたよ。内容はとくに記すほどのことではありませんでしたが・・・。

投稿: cocoa051 | 2007年1月24日 (水) 09時40分

Cocoa051さん、東京ドームのお近くですよね?お時間があればぜひポジャギご覧になってください。

以前は会社の会議で月1で上京していたのですが、最近は何かイベントがないと行かなくなり、年とともにだんだん出不精になっています。田舎に住み慣れると、東京に行くというだけでなかり緊張するんですよ^^ いい刺激です。

投稿: テラ | 2007年1月24日 (水) 10時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« センター試験 | トップページ | キルトフェスティバルでの出来事【後半】 »